組合員の59%「生活苦しい」

春闘アンケート6658人が回答

 岐阜県労連に加盟する組織が取り組む春闘アンケート調査結果では約6割の組合員が「生活が苦しいと答えています。これは岐阜教組や生協労連などが取り組むアンケートの中でわかったもので、6658人が回答しています。

 アンケートでは生活が「かなり苦しい」と答えた人が14・6%「やや苦しい」と答えた人が43・5%「まあまあ」と答えた人が37・4%、「ややゆとりがある」と答えた人は4%、「かなりゆとりがある」と答えた人は0・5%となっています。

 また、月額いくらの賃上げを望むか聞いたところ、「1万円以上」の賃上げを望む人が最も多く、37・6%、次いで「3万円以上」が17・4%、「2万円以上」が17・1%の順となっています。これは昨年4月に消費税が引き上げたことや物価が上がっていることを考え「多くの組合員が賃金を上げなければ生活ができない」と考えるようになったのではないでしょうか。

 全労連や県労連は2015年春闘で月額2万円以上、時間額150円以上を掲げています。今年こそ、大幅賃上げの実現が求められています。