可茂地区労連なんでも相談会開催

「きわめて深刻な状況」続く


 昨年3月ソニー美濃加茂工場が閉鎖となり、2500人を超える労働者が解雇、雇止めとなりました。その影響は、特に「派遣労働者」とりわけ外国籍労働者に極めて深刻は形で表れました。工場閉鎖発表後、JMIU愛知支部、岐阜県労連を中心に多くの団体でこの問題に取り組みました。また、「ソニー問題岐阜県民の会」(略称)を設立し、「労働相談会」開催活動などで労働者の支援を行いました。そして、多くの問題を解決しました。

 本年度4月以降、「県民の会」の活動は、可茂地区労連に引き継がれ労働者の各種相談に対応しました。そして、より支援を進めるため8月24日には、なんでも相談会を開催しました。可茂地区労連が中心となって企画し「県労連」「JMIU愛知支部」「JMIU可児加茂分会」「フードバンクぎふ」などの支援を頂き成功させることができました。当日に14件、その後3件の相談があり、それに対応し多くの問題は、解決方法を見つけることができました。

 また、未解決の問題に対し引き続き取り組んでいます。相談会は、その当日よりアフターケアが重要です。すべての問題を解決すべく、これからも支援を続けたいと思います。


可茂地区労連事務局長 渡辺